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リモート接続やWEB会議で画像や音声が途切れると感じたら

リモート接続(テレワーク)やWEB会議「Microsoft Teams , Webex Meetings , Google Meet , Zoom」などを利用しているときに「接続が切れる」「応答が遅い」「ファイルを開くのが遅い」「表示が止まる、遅い」「音声が遅延や途切れる」等の不便を感じる時があります。

リモート接続やWEB会議で画像や音声が途切れる感じたら
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  1. 屋内の環境を確認しよう
    • 1-1. パソコンやタブレット
    • 1-2. LANケーブル
    • 1-3. ネットワーク機器(ルータやハブ)
    • 1-4. 無線LAN
  2. インターネット環境を確認しよう
    • 2-1. WEB会議に必要な通信速度
    • 2-2. 現在の通信速度を確認
    • 2-3. インターネット回線の種類
    • 2-4. おすすめの回線
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1.屋内の環境を確認しよう

屋内の環境が原因でリモート接続(テレワーク)やWEB会議の途切れや遅延が発生する場合もあります。

  • 1-1. パソコンやタブレット

    使用しているパソコンやタブレットなどの端末スペックが低い場合は、リモート接続やWEB会議に関わりなく処理が遅くなります。
    リモート接続やWEB会議していない状態でパソコンの動作が遅い場合は、スペックが低いと考えられます。

    WEB会議のソフトによっては、CPUやHDDを多く利用する場合があります。WEB会議中にタスクマネージャでCPU使用状況などを確認することをおすすめいたします。
    [Windowsタスクマネージャー] → [Ctrl]+[Shift]+[Esc]キーを同時に押下すると起動

    シンクライアントPCを使用している場合は、スペックの影響はほとんどありません。
    → OSがインターネット先のサーバーで稼働しており、パソコン(シンクライアントPC)のCPUやHDDを使用していないため。

  • 1-2. LANケーブル

    LANケーブルにも規格があり、古い規格のケーブルを使用しているとネットワーク(通信)の速度が低下することがあります。
    特にCAT5規格を利用している場合、高速インターネット回線を利用しても100Mbpsまでしか速度が出ません。

  • 1-3. ネットワーク機器(ルータやハブ)

    古いスイッチングハブは、100Mpbsまでしか対応していない場合があり、高速インターネット回線を利用しても100Mbpsまでしか速度が出ません。

  • 1-4. 無線LAN

    無線LANにも規格があり、古い規格を使用しているとネットワーク(通信)の速度が低下することがあります。
    また、壁などにより電波状態が低下することも多く、仕事で安定的にLAN接続する場合は、有線LAN接続をおすすめいたします。

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2.インターネット環境を確認しよう

  • 2-1. WEB会議に必要な通信速度

    画像を伴うWEB会議を快適に利用するためには10~30Mbpsの通信速度が必要と言われています。
    画像の解像度などにより通信量は大きく変わります。

    通信速度の結果が30Mpbs以上であれば安定したWEB会議は可能ですが、30Mbps以上でも通信速度は常に上下しており、会話が途切れたり映像が停止する場合があります。
    このため、通信速度には余裕があるほど安定します。

    場所 快適にWEB会議を行うための通信速度
    家
    自宅
    10~30Mbps
    会社
    会社
    10~30Mbps × 同時にWEB会議する人数
  • 2-2. 現在の通信速度を確認

    多くのケースでベストエフォート型の回線が使用されています。
    ベストエフォート型は、回線事業者が「契約した通信速度を上限に最大限努力して速度を提供する」契約となります。このため、契約した通信速度より低下するのが普通です。
    例えば、1Gbpsの通信速度で契約しても数Mbpsしか通信速度が出ない場合もあります。

    契約の通信速度より大幅に低い場合や上記WEB会議に必要な通信速度とならない場合は、契約の回線事業者またはプロバイダーに相談が必要です。状況によっては回線事業者の変更を検討する必要があります。

    以下のサイトで現在の通信速度を確認できます。
    【注意事項】
    ・正しい通信速度とならない場合があります。参考値として利用ください
    ・屋内の環境に問題がある場合は、計測される通信速度も低下します。
    ・自宅で同時利用(WEB会議の他にYouTubeやネットTVなど)がある場合は、同時利用した状態で確認します。

    通信速度確認
    ※通信速度測定サイトは弊社運営ではございません。
  • 2-3. インターネット回線の種類

    「WEB会議に必要な通信速度」以上ある場合でもインターネット回線によっては、一時的な通信速度低下など回線が不安定となる場合ががあります。

    PPPoEとIPoE
    回線種類 概要 おすすめ
    モバイル
    回線
    • 携帯キャリアのスマートフォン、Wi-Fiルーター、ホームルーターなどで利用されるインターネット回線です。
      スマートフォンのテザリングでもWEB会議に接続することは出来ます。
    • 使用する場所や時間帯などで通信が不安定となり、リモート接続やWEB会議にはおすすめできません。
    共有回線
    (PPPoE)
    • 主にフレッツ回線などとプロバイダーを組み合わせた回線となります。
      自宅やマンションで多く利用されている回線です。
    • インターネット接続時にPPPoE認証(ユーザーIDとパスワード)を利用しているため、PPPoE認証が込み合い輻輳(混雑)が発生することがあります。
      輻輳(混雑)が発生すると通信速度が低下します。
    • 比較的安価で利用でき、個人宅向けにおすすめとなります。
    家
    自宅
    専有型回線
    (イーサネット型)
    • IPoE型(IP over Ethernet)とも言われ、屋内のLANと同じようにインターネットに接続します。このため、ユーザーIDなどの認証は不要となり、輻輳(混雑)が発生するポイントが少ない接続となります。
    • 専有部分も多くなり通信速度の向上と安定性が見込まれる回線です。
    • 会社など複数の方が利用する場合におすすめの回線です。
    会社
    会社
    専用線
    • 主に大手企業がセキュリティを強化した回線として利用しています。
      高額となり通常は利用しない回線です。
  • 会社(法人)におすすめのインターネット回線

    会社は多くの方が同時にインターネットを利用することが多く「専有型回線(イーサネット型)」がおすすめとなります。

    弊社では以下リンクの「USEN GATE 02」を使用しています。長期で利用していますが、通信速度の低下もなく非常に安定した回線です。

    「USEN GATE 02」は「専有型回線(イーサネット型)」に該当し「品質・安定・コスト」のバランスの取れた回線となります。

    「USEN GATE 02」のお問い合わせは以下よりお願いします。

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    USEN GATE 01
    「USEN GATE 02」のお問い合わせ
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